ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

自閉スペクトラム症のなかのアスペルガー症候群

今日は天気が良かったので、午前中に散歩に出かけました。事前に決めたルートで歩くと心が落ち着きました。やっぱり、予定通りのことが好きだなと感じながら、自分がアスペルガー症候群だったのだなと思いました。今回は、アスペルガー症候群について考えてみたいと思います。

 自閉スペクトラム症は、幅広い症状を含む神経発達障害のスペクトルであり、その中にアスペルガー症候群も含まれています。アスペルガー症候群はかつては独自の診断とされていましたが、2013年に発表された精神障害の診断および統計マニュアル第5版(DSM-5)では、アスペルガー症候群や広汎性発達障害などの診断名が統一され、これらが「自閉スペクトラム症」に統合されました。したがって、現在のDSM-5では、アスペルガー症候群はもはや単独の診断名ではなくなり、これらの症状は広範な自閉スペクトラム症の一部として評価されます。
 自閉スペクトラム症には、社会的な相互作用やコミュニケーションの困難さ、繰り返し行動や興味の狭さなど、さまざまな症状が含まれます。アスペルガー症候群も同様にこれらの特徴を備えていますが、一般的に言語発達が比較的良好であり、知的な遅れがないか軽度であることが特徴的です。そのため、アスペルガー症候群は「高機能自閉症」と呼ばれることもあります。アスペルガー症候群の特徴として、
・社交的な課題:他者との適切な社交行動に苦労し、感情や表情の理解が難しい。
・独特な興味や行動:特定の興味に強く執着し、繰り返しやルーチンがある。
・コミュニケーションの難しさ:言語の発達は通常正常だが、他人の感情を理解することが難しい
・感覚の過敏:音、光、触覚など、感覚が過敏なこと、などが挙げられます。

 周囲の人々との円滑な関係を築くためには、自分がアスペルガー症候群であることを自覚することが重要そうですね。

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