ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

自分でできる認知行動療法

かつての私は、何か身の回りで起こると、即座に否定的で不快な考えが浮かんでしまうことがありました。最初はこれが普通だと思っていましたが、双極性障害の治療を受けてから、そのような考えが頭に浮かぶことがなくなっています。このことから、私は即座に浮かぶ否定的な考えが双極性障害の症状だったのだと考えています。双極性障害は気分に波がある精神疾患ですので、これからの日常生活で即座に浮かぶ否定的な考えが生じないように思考をコントロールしたいと思っています。

 否定的な考えをコントロールする手法の一つに、認知行動療法があります。この療法は、偏った思考パターンを自覚し、客観的で合理的な考え方に修正していくことを目指しています。否定的な思考パターンには次のような例があります:

・過剰な一般化: 特定の出来事や事柄を全体に当てはめようとする傾向。
・全てか無の思考: 事柄を良いか悪いか、成功か失敗かだけで捉える傾向。
・感情の合理化: 感情だけに基づいて結論を出してしまう傾向。
・未来の予測: 実際の状況が不明なのに、他人の意図を悪い方向に解釈する傾向。
・べき思考: 特定の行動や状況に対して、理想的な行動との違いを強調する傾向。
・ラベリング: 自分や他人に無理にレッテルを貼って客観的でなくなる傾向。
これらのパターンを認識し、それに基づいて考え方や解釈を修正することが、認知行動療法の核心になります。否定的な思考が浮かんできた時、前述の例の中でどれに該当するか考え、現実的で合理的な思考に修正することが大切です。

 認知行動療法は通常、病院やクリニックで専門家の指導のもと行うのが望ましいと思いますが、最初は自分で試してみたいと思っています。難しいかもしれませんが、再発予防のために自分でできることに取り組みたいと思います。

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