ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

双極性障害は、こころのエネルギーが増減する病気

 こんにちは、ななみこです。前回はこころのエネルギーが減る病気としてうつ病をご紹介しました。今回はこころのエネルギーが増減する病気として双極性障害を考えてみたいと思います。

 双極性障害はこころのエネルギーが増えすぎる躁状態と、減りすぎるうつ状態を繰り返す病気です。誰にでも気分の浮き沈みはありますので、こころのエネルギーは増減します。しかし、双極性障害ではエネルギーの増減を自分ではコントロールできませんので、過剰にエネルギーを使ってしまい、眠らなくても平気になったり、上機嫌でお喋りになったり、様々な考えが次々と湧き出てじっとしていられなくなったりします。その一方で、エネルギーを過剰に使って枯渇してしまうと、気分が落ち込んで活動性が低下し、考えもまとまりにくくなってしまいます。双極性障害でエネルギーが枯渇してしまったら、十分な休みや睡眠を取り、頑張り過ぎないようにしましょう。