ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

空間と心の片付けをする

私は、出かける直前に鍵を見つけるのに苦労して、待ち合わせに遅刻したことがあります。また、机の前に座っているのに心が散漫で、考えが次々と浮かぶものの、1時間経ってもまとまらないことがあります。皆さんも、空間や心の乱雑さに起因したこのような経験、ありませんか?

空間が乱雑なままだと、心身に悪影響が及びます。乱雑な環境では注意力や生産性が低下し、始めたことを達成することが難しくなります。実際に、ある調査では、片付いた環境にいると、イライラやストレス、気が散ることが減り、生産性や集中力、情報処理能力が向上することが報告されています。

心の中の乱雑さは、空間の乱雑さと比較して気づきにくいものです。その原因は無数にあり、全てを整理するのは容易ではありません。しかし、乱雑な心は脳の老化につながることを知っておいたほうが良いでしょう。ある研究では、関係のない情報を心から追い出すのに苦労した人には、作業記憶の回想力や処理能力の低下が見られたそうです。

物理的にも心理的にも、雑然としたものを取り除くことによって、時間やエネルギーを節約し、イライラを減らせます。そのため、ストレスが減り、幸福度や生産性、集中力が増すのです。では、どうすれば空間と心を片付けることができるのでしょうか?

まずは、不要なものは思い切って処分しましょう。一度に一箇所ずつ取り組み、その場所の片付けが終わってから次の場所に移るようにしましょう。必要ないものを取り除いたら、今度は残っているものを整理します。このときに、全てのものの置き場所を見つけてください。それが終わったら、今度は心の整理をします。頭の中に浮かんだ考えは、有益か無益かのどちらかです。考えが浮かんだら、それは重要なことか自問し、その答えがノーなら、それは心に止めておく価値がありません。先延ばししていることに向き合って解決することも重要です。もし、頭の中が考え事でいっぱいになり、頭の中で考えていることを全て書き出して整理するのも一つです。

空間と心をスッキリと片付けて、前向きに人生を頑張りましょうね。

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