ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

人工甘味料は砂糖の代替えになる?

こんばんは、ななみこです。今回は砂糖の代わりとして重宝される人工甘味料について考えてみたいと思います。

 人工甘味料とは、化学合成によって作られた甘味料(添加物)のことを言います。人工甘味料は「糖アルコール」と「合成甘味料」の2つに分けられます。糖アルコールとは、もともと自然界にある糖質を化学合成したものをいい、キシリトールソルビトール、エリスリトールなどがあります。合成甘味料とは、自然界に存在しない糖質を化学合成したものをいい、日本にはアスパルテームアセスルファムKスクラロースサッカリンネオテーム、アドバンテームの6種類があります。
 人工甘味料のメリットは、摂取カロリーと食後の血糖値上昇を抑えることです。一方、デメリットは、人工甘味料の甘さに慣れてしまうと、つい食べすぎてしまって、摂取カロリー増加による糖尿病や心血管疾患の発症リスクが高くなることがあります。

 人工甘味料によって砂糖の使用を控えることできても、そのデメリットがありますので、人工甘味料が砂糖よりも優れているというエビデンスはありません。人工甘味料のメリット・デメリットを正しく把握したうえで、カロリーが気になるときは人工甘味料を選ぶなど、日常生活に部分的に取り入れるとよいと思います。でも、せっかくなら、合成甘味料よりは、自然界にある糖質を合成したエリスリトールなどの糖アルコールを使用したいですよね。

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