ななみこの双極性障害ブログ

双極性障害の啓蒙活動をします

思春期の糖質過剰摂取は、双極性障害や統合失調症の要因になる

前回、精神疾患と糖質についてお話させていただきました。今回は、双極性障害統合失調症と糖質について、もう少し詳しく考えてみたいと思います。

 脳は神経細胞神経細胞を守る細胞(ミクログリア、アストロサイトなど)、血管内皮細胞で構成されています。血液を流れてきたブドウ糖は、血管内皮細胞からミクログリアとアストロサイトを介して脳神経細胞に運ばれます。血液中のブドウ糖の濃度が過剰になると、脳神経細胞周囲の細胞組織に慢性的な炎症が生じて、脳神経細胞ブドウ糖を運ぶ機能が低下してしまいます。このような作用によって、糖尿病患者さんは脳血管性認知症が生じやすいとされています。
 では、思春期に糖質をたくさん摂取したら、脳への影響はどうなるのでしょう?最近の研究によると、思春期に糖質を過剰に摂取すると、前述と同じような作用機序が働いて脳の慢性炎症とブドウ糖不足が生じ、双極性障害統合失調症の発症につながる可能性が指摘されています。この仮説は疫学データからも支持されており、双極性障害統合失調症の患者さんの多くは20~30歳代に発症し、健常人よりも糖質を過剰に摂取していました。

 双極性障害統合失調症の発症を予防するためには、思春期に糖質を過剰にとならいようにすることが大切そうですね。砂糖の代替え品などはいかがですか?