ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

コーヒーとココアの違い

今日も一日お疲れ様です、ななみこです。仕事終わりにホッと一息、コーヒーかココアを飲まれる方もいらっしゃると思います。どちらも豆から作られる飲み物ですが、コーヒーとココアは何が違うのでしょうか?

 コーヒーはコーヒーノキと呼ばれている植物から収穫した種子が原料となっています。採取した種子を乾燥して精製することによってコーヒー豆が完成します。この、コーヒー豆を焙煎して粉状に挽き、お湯を注いでろ過したものがコーヒーとなります。一方、ココアの原料はカカオと呼ばれている樹木から収穫した種子が原料となっています。ココアは種子全体を使うのではなく、中心部分の種子のみ使用します。その種子部分を完熟させてペースト状にしたものをカカオマスと呼びます。このカカオマスから油脂成分を取り除いたのがカカオ粉末で、ココアの元になります。このような違いがあるため、コーヒーは豆でも売られていますが、ココアは豆では売られていません。カフェインの含有量は、コップ1杯あたり、コーヒーは140mg、ココアは45mg含まれます。もし、眠気覚ましにというのであれば、3倍カフェインが含まれているコーヒーがオススメですね。
 このように、コーヒーとココアは原料や製造方法からして完全に別物ですが、効果はどうでしょう?(コーヒーの効果は前回までのブログをご参照ください)ココアには、テオブロミンという化学物質が含まれており、脳内のセロトニンに働きかけて心身をリラックスさせ、腎臓の流を良くすることで利尿作用があります。また、ココアにはセロトニンの原料となるトリプトファンが含まれていますので、抑うつ症状を和らげる作用が期待されています。

 コーヒーとココアって、だいぶ違うのですね。私は朝はコーヒー、夕方はココアを飲みます。カフェインの取りすぎには要注意ですね。