ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

他人を批判しない

『うまくいっている人の考え方』の第47項「他人を批判しない」について考えてみたいと思います。

双極性障害の治療を受ける前、私は他人を批判する幻聴が耳に入り、それが原因で良好な関係を築くことが難しい時期がありました。とてもつらかったです。現在は治療によって、その幻聴が聞こえなくなっています。この経験を通じて、他人を批判しない態度やその意義について考えるようになりました。

 他人を批判しないことは、思いやりと共感の表れであり、良好な人間関係を築く上で不可欠です。批判的な態度は相手を傷つけ、信頼を損なう可能性があります。また、他人を批判することは、しばしば自分自身の不満や不安から生まれることがあります。おそらく、私自身にあった不満や不安が幻聴となって現れてきていたのでしょう。

 感情を理解し、冷静な判断を心がけることで、他人に対してもより寛容な態度を持つことができます。この経験を通じて、積極的で健康な人間関係を築くことの大切さを認識できました。『うまくいっている人の考え方』の第47項「他人を批判しない」にある「他人のことを好意的に考え、好意的な発現をすることで、いちばん得をするのは自分だ。」まさに、このことだと思います。ブログに自分の気持を書くことによって、また一つ、自分が成長できた気がします。