ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

双極性障害との関わり方

おはようございます、ななみこです。今日は小雨の天気のためか、寝起きが今ひとつ優れません。こういう日は人と接するのが億劫です。たぶん、相手もそう思っているでしょう。今日は双極性障害を患っている人との関わり合いについて考えたいと思います。

 双極性障害を患っている人に対しては、「精神疾患がそうさせている」との認識を持って接することが大切です。例えば、躁状態で攻撃的な態度をされると悲しい気持ちや怒りの感情を抱くかもしれません。でも、躁状態のときはその人の人格そのものではないことを理解し、受け流すことが重要です。また、本人との間で認識のずれが生じると感情的な軋轢を生じやすいため、本人の意見を尊重し、症状のパターンを知ることも重要です。
 双極性障害躁状態うつ状態を繰り返す精神疾患ですが、病気の期間の3~5割はうつ状態が占められていると言われています。その間は本人にとっては辛いものですが、一転して躁状態になると、本人はエネルギーに満ちて調子がいいと感じます。そのため、家族は激しい言動が生じる躁状態は大変だから、むしろうつ状態でいてくれたほうがよいと考えてしまうこともあります。再発を予防するためには、躁状態になった時に、どのようなストレスが再発の引き金になったかを把握しておくことが重要です。
 こうして文章にしてみると、私の周りの方々は、随分と私に気を使ってくれているのが分かります。自分でも自身の体調を察知し、周りの人に気を使えるように配慮したいと思います。

ブログを最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございました。今後も皆様にご訪問していただけるよう全力を尽くします。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

 

この本は、精神疾患とケアについて項目ごとに見開きで図解しており、とてもわかり易く参考になります。