ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

聴くことの大切さ

 こんにちは、ななみこです。先日、精神科を受診してきました。私は、精神科の先生とお話すると、自分の考えが整理されて気持ちよく感じます。私は自閉スペクトラム症のために対人コミュニケーション能力が低いのですが、できれば、相手に気持ち良いと思ってもらえるコミュニケーションをしたいと思います。

 精神科でのコミュニケーションの基本は、傾聴とされています。傾聴とは、まず、話を受け入れ(受容)し、気持ちに理解を示すこと(共感)です。態度や話し方など言葉以外の方法でも情報は伝わるため、服装や身だしなみ、時や場所などの環境設定も大切です。うなずきやあいづちの打ち方も会話には影響しますので、普段から相手に寄り添う姿勢で丁寧な言葉遣いで話すことを心がけましょう。また、本人の気付き(洞察)を助けて、気持ちや症状を楽にする考え方や行動を促すようにすることも重要です。

 ついつい相手の話を聞いて自分の意見を言ってしまいがちですが、まずは、じっくりと聴いて受容と共感を示すことが大切なのですね。