ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

雨の日は天気痛で憂鬱に、

 おはようございます、ななみこです。今日の天気はいかがですか?天気が優れないと気分が落ち込むこともありますよね。でも、それはどうしてなのでしょう?

 天気が優れない時に気分が落ち込むのは天気痛の一つの症状です。天気痛とは、起床の変化によって持病が悪化する気象病の中で、痛みや気分に関係するものを指しています。天気痛が生じる原因として、気圧が変化する、日照時間が短くなる、睡眠不足になる、ことが考えられています。短期間に気圧が変化すると交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、交感神経の過活発で頭痛がしたり、副交感神経の過活発で気分が落ち込んだりします。日照時間が短くなると脳内でセロトニンが作られなくなり、抑うつ状態を引き起こします。また、セロトニンは脳内の視床下部から作られるメラトニン(概日リズムをつかさどるホルモン)の原料となりますので、セロトニン不足はメラトニン不足となり、睡眠不足になります。生理的に天気が優れない日は気分が滅入ってしまうにできているのですね。

 天気が優れない日に気分が憂鬱とするのは、自律神経と脳内ホルモンの乱れの影響と割り切って、自分のしたいことをするのが良さそうですね。