ななみこのブログ

日々の出来事や思ったことをブログにします。

雨の日、巡る記憶と未来への希望

雨の日、窓の外を流れる雨の音を聞きながら、私は再び過去へと引き戻される。あの頃の自分は、もっとこうすればよかったのかもしれない、ああすればよかったのかもしれない、そんな後悔の念に駆られる。まるで、エンドレスなフィルムのように、過去の出来事が頭の中で再生される。

統合失調感情障害という病を抱えてから、こうした自己嫌悪に陥ることが増えた。ちょっとした出来事でも、深く心に傷を負ってしまう。まるで、自分の心を守るための鎧が、いつの間にか重すぎる鎖に変わってしまったかのように。

「なぜ、私だけ?」そんな問いかけが、心の奥底から湧き上がってくる。他の人たちは、私よりももっと辛い経験をしているかもしれない。そう頭では理解しているつもりでも、心のどこかで、自分だけが特別に不幸だと感じてしまう。

しかし、そんなネガティブな思考に囚われてばかりはいられない。せっかくこの世に生を受けたのだから、もっと前向きに生きていきたい。そう心から願っている。

過去のことは変えられない。でも、未来は自分で切り開くことができる。そう自分に言い聞かせる。

具体的に何かを始めようとしても、なかなか行動に移せない。それは、失敗することを恐れているからなのかもしれない。でも、このまま何もせずにいることの方が、もっと怖い。

小さなことからでも良いから、何か一つでも行動に移してみよう。例えば、毎日少しの時間でも散歩に出かける、好きな音楽を聴く、本を読む、など。

そして、周りの人に頼ることの大切さも学んだ。一人で抱え込まずに、信頼できる人に相談してみる。そうすることで、心が軽くなることもある。

もちろん、一朝一夕に心が変わるわけではない。それでも、少しずつでも前向きな方向へと進んでいきたい。

雨上がりの空には、必ず青空が広がっている。そして、その青空に向かって、たくさんの虹がかかる。私もいつか、自分の心に虹をかけることができる日が来ることを願って。

そのためには、まず、今の自分にできることを一つずつ積み重ねていくことが大切だと気づいた。規則正しい生活を送ること、バランスの取れた食事をすること、適度な運動をすること。そして、心の状態に変化があったら、すぐに医師に相談すること。

小さなことからコツコツと積み重ねていくことで、少しずつでも前に進んでいけるはずだ。

私はまだ、この病気と闘っている最中だ。でも、決して諦めるつもりはない。自分自身を信じて、一歩ずつ前に進んでいきたい。