ななみこのブログ

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道をひらくを読んだ感想

松下幸之助氏の『道をひらく』を読了し、経営者としての哲学や人生観の深さに感銘を受けました。本書は、単なる成功論ではなく、一人の人間としての生き方、そして社会に対する責任感が深く描かれており、私にとって大きな学びとなりました。

 

 

特に印象に残ったのは、「道」という言葉です。本書において「道」は、単に進むべき方向を示すものではなく、自ら切り拓いていくもの、そして人生そのものと重ねて語られています。この考え方は、私にとって、ただ与えられた道を進むのではなく、自らの手で道を切り拓いていくことの大切さを改めて認識させてくれました。

また、「絶対の確信」という章も深く心に響きました。成功するためには、確固たる信念を持つことが重要であると同時に、絶対的な確信を持つことは危険であるという矛盾した側面が描かれています。この章を読むことで、私は、目標に向かって進むことの大切さとともに、変化に対応できる柔軟性の重要性も学びました。

本書の中で語られる「感謝」の言葉も印象的でした。松下氏は、成功を自分一人の力ではなく、周囲の人々や社会への感謝の気持ちを持って捉えていました。この考え方は、私にとって、成功体験だけでなく、失敗や困難も、成長の糧として受け止めることの大切さを教えてくれました。

本書は、経営者だけでなく、あらゆる分野で活躍したいと考えている人々にとって、普遍的な価値を持つ書物だと思います。松下氏の言葉は、時代を超えて、私たちに勇気と希望を与えてくれます。

本書を読んだ後、私は、自分の人生をどのように生きていくべきか、改めて深く考えるようになりました。松下氏の言葉は、私にとって、人生の羅針盤のような存在になるでしょう。

具体的に良かった点

  • 人生観、仕事観を根本から考え直すきっかけになる
  • 成功だけでなく、失敗から学ぶことの大切さを教えてくれる
  • 感謝の心を持つことの重要性を再認識できる
  • 時代を超えて読み継がれる普遍的な価値がある

改善点

  • 現代社会における具体的な事例があると、より理解が深まる
  • 若者向けの言葉遣いや表現があると、より親しみやすい

まとめ

『道をひらく』は、単なる成功論にとどまらず、人生そのものを深く考えさせてくれる一冊です。本書で得た学びを胸に、私も自分自身の「道」を歩んでいきたいと考えています。