ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

気分障害の外来患者数は15年間で2倍に増加

 厚生労働省の統計によると、日本では、過去15年間で精神疾患を有する総患者数は増加傾向が続いています(平成14年258.42万人→平成29年419.3万人)。その多くは外来患者数(グラフの緑色)の増加であり(平成14年223.9万人→平成29年389.1万人)、入院患者数は減少しています(平成14年34.5万人→平成29年30.2万人)。外来患者の中でも気分障害(グラフの濃い緑色)は過去15年間で2倍に増加しており(平成14年68.5万人→平成29年124.6万人)、その多くがうつ病とされています。ある調査では、うつ病の症状で外来受診した患者さんの16%が双極性障害だったとされていますので、双極性障害の推定外来通院患者数は約20万人になります。