ななみこのブログ

日々の出来事や思ったことをブログにします。

『メモの魔力』を読んだ感想

前田裕二氏の『メモの魔力』を読了し、メモを取るという行為が、単なる記録を超えた、思考を深め、人生を豊かにするツールになり得ることを深く認識しました。

 

 

メモは思考の「外付けハードディスク」

本書で最も印象的だったのは、「メモは外付けハードディスク」という言葉です。思考をメモにアウトプットすることで、脳の容量を空け、より創造的な思考を可能にするという考え方です。これまで、私はメモを取ることを単に情報を記録することだと考えていましたが、本書を読むことで、メモが思考の補助ツールとして非常に有効であることを理解しました。

抽象化の力

「抽象化」という概念も、本書で深く掘り下げられていました。具体的に起こった出来事を抽象化し、普遍的な概念として捉えることで、様々な状況に応用できるアイデアを生み出すことができるようになります。本書で紹介されている抽象化の方法は、問題解決能力の向上にもつながるものでした。

メモを通して自己を発見する

本書では、メモを取ることで自己を発見できるということも述べられています。過去のメモを見返すことで、自分の思考の変化や成長過程を客観的に捉えることができます。また、メモを取る習慣をつけることで、自己理解を深め、より自分らしい生き方を見つけることができるようになります。

メモを通してアイデアを生み出す

メモを取ることは、単に情報を記録するだけでなく、新しいアイデアを生み出すきっかけにもなります。関連性のなさそうな情報を組み合わせることで、独創的な発想が生まれることがあります。本書で紹介されている様々なメモ術を試すことで、私もアイデア創出の力を高めたいと考えています。

今後のメモの活用

本書で学んだことを活かして、私は以下のことを実践していきたいと考えています。

  • 習慣的なメモ作り: 毎日少しずつでもメモを取る習慣をつける。
  • 抽象化の練習: 具体的な出来事を抽象化し、普遍的な概念として捉える練習をする。
  • イデアノートの作成:イデアを自由に書き出すノートを作成する。
  • 過去のメモの定期的な見直し: 過去のメモを見返すことで、自己成長を促す。

まとめ

『メモの魔力』は、単なるメモの取り方だけでなく、思考の仕方や人生の生き方までをも変える可能性を秘めた一冊です。本書で学んだことを実践することで、私はより創造的で豊かな人生を送ることができるのではないかと確信しています。