暦の上では秋とはいえ、まだまだ残暑が厳しい9月中旬。それでも、朝は少しだけ秋の気配を感じられるようになってきた。
薄曇りの空の下、爽やかな風を感じながらいつもの散歩コースを歩く。日差しが強すぎず、少し肌寒さを感じる朝は、一年を通して一番好きな時間だ。深呼吸をすると、緑の葉っぱが朝日を浴びてキラキラと輝いているのが目に飛び込んでくる。鳥のさえずりが心地よく響き渡り、心身のリフレッシュになる。
静かに流れる川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと歩を進める。普段、なかなか意識することのない自然の音に耳を澄ませると、心が穏やかになっていくのが分かる。
少し汗ばむくらいの運動になったところで、いつものベンチで一休み。持ち合わせた本を読みながら、穏やかな時間を過ごす。忙しい毎日の中で、このように自分のペースで過ごす時間は、私にとってとても大切だ。
秋の訪れを感じる今日のような日は、心も体もリフレッシュでき、一日の始まりを清々しく迎えることができる。これからも、この朝の散歩を続け、健やかな毎日を送りたいと思う。