寒い季節になると、心身に不調を感じることがあります。それは私だけではないはずです。窓の外には、枯葉が舞い、木々は葉を落とし、太陽の光も弱々しく感じられます。そんな冬の到来とともに、私の心にも、ある影が忍び寄ってくるのです。

それは、いわゆる「冬のうつ」と呼ばれる状態かもしれません。具体的に言うと、やる気が出ない、何をするにも億劫に感じる、眠気が抜けず、いつもだるいといった症状です。明るい光を浴びたい、誰かと話したい、そんな気持ちと、布団から出たくないという気持ちがせめぎ合います。
この状態になると、普段楽しんでいたことにも興味が湧かず、孤独感が募ります。周りの人から「大丈夫?」と声をかけられても、「別に…」と適当にあしらってしまうこともあります。心の奥底では誰かに頼りたい、でも、甘えるのが恥ずかしくて、一人で抱え込んでしまうのです。
しかし、そんな中でも、私はこの冬のうつと闘おうと決意しました。なぜなら、このままではいけないと、心のどこかで感じていたからです。そこで、私はいくつかのことを実践してみました。
まず、朝日を浴びることを心がけました。カーテンを開けて、太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットし、セロトニンという幸せホルモンの分泌を促そうと思ったのです。最初は布団から出るのが億劫でしたが、少しずつでも朝日を浴びる習慣をつけることで、気分が少し楽になったように感じます。
次に、軽い運動を習慣化しました。激しい運動はできなくても、散歩やストレッチだけでも良いと聞き、実践してみました。体を動かすことで、気分転換になり、心も体もリフレッシュできたように思います。
そして、大切な人に気持ちを打ち明けることも大切だと気づきました。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することで、気持ちが楽になることがあります。また、周囲の人からも温かい言葉をかけてもらえ、孤独感が少し和らぎました。
冬のうつは、決して私だけのものではありません。多くの人が同じような悩みを抱えているはずです。しかし、決して諦める必要はありません。小さなことからでも良いので、何か一つでも行動を起こすことが大切です。
例えば、暖かい飲み物を飲んだり、好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、温かいお風呂に入ったり。自分にとって心地良いと感じることを、少しずつでも取り入れていくことが大切です。
もちろん、それでもなかなか改善しない場合は、専門家に相談することも大切です。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも、恥ずかしいことではありません。
冬のうつは、乗り越えられない壁ではありません。少しずつでも、できることから始めて、少しずつでも良いので、前向きに生きていきたいと思っています。そして、いつかこの冬のうつを乗り越え、また元気に過ごせる日が来ることを願っています。
この文章が、同じように冬のうつで悩んでいる誰かの心に少しでも届けば幸いです。