ななみこの統合失調感情障害ブログ

統合失調症と双極性障害の啓蒙活動をします

うつ病の就労支援

うつ病は、気分が落ち込み、憂鬱な状態が長く続く精神疾患です。仕事や学業、日常生活にも支障をきたすことが多く、近年では多くの方がうつ病に悩まされています。

うつ病の症状としては、以下のようなものがあります。

  • 気分が落ち込む
  • 何に対しても興味や喜びを感じない
  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない
  • 食欲がない、または食べ過ぎる
  • 眠れない、または寝過ぎる
  • 死にたいと思うことがある

うつ病は、適切な治療を受けることで症状を改善し、社会復帰を目指すことが可能です。そして、多くのうつ病患者さんが、治療と支援を受けながら、再び充実した生活を送っています。

うつ病の就労支援制度

うつ病の患者さんの就労を支援するために、様々な制度が設けられています。

主な就労支援制度

うつ病の就労支援の流れ

うつ病の患者さんが就労するには、以下の流れで支援を受けることができます。

    1. 医療機関を受診する: まずは、精神科医療機関を受診し、うつ病と診断を受けます。
    2. 治療を受ける: 医師と相談しながら、薬物療法心理療法などの治療を受け、症状を改善します。
    3. 就労支援機関に相談する: 精リハ、就労移行支援事業所などの就労支援機関に相談し、自分に合った支援プログラムを選択します。
    4. 支援プログラムを受ける: 選んだ支援プログラムで、就労に必要な知識や技能を習得したり、就職活動の支援を受けたりします。
    5. 就職活動を行う: 就職活動を行い、自分に合った仕事を見つけて就職します。
    6. 必要に応じて支援を継続する: 就職後も、必要に応じて就労支援機関の支援を受けることができます。
    7. 就労移行支援:就労移行支援では、障がいのある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートを受けることができます。Cocorport(ココルポート)の就労移行支援サービスは、首都圏・関西・東海・福岡等に72箇所の事業所を展開しており、親切丁寧なスタッフで、自分のペースで通所できます。

うつ病の就労支援に関わる主な機関

  • 精神科医療機関: うつ病の診断や治療を行うだけでなく、就労支援に関する相談も受け付けています。
  • 精神障害者職業リハビリテーション事業所(精リハ): 統合失調症を含む精神障害者に対して、就労に必要な知識や技能を習得するための訓練を提供します。
  • 就労移行支援事業所: 精リハで習得した知識や技能を活かして、実際の就業環境で働くための訓練を提供します。
  • ハローワーク: 障害者向けの求人情報の提供や、就職活動の支援を行っています。
  • 障害者就労支援センター: 障害者の方の就労に関する相談や、各種支援制度の紹介を行っています。

 

うつ病でも、適切な治療と支援を受け、社会復帰を果たした方がたくさんいます。一緒に頑張りましょう。