ななみこのブログ

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科学的根拠に基づく最高の勉強法を読んだ感想

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』安川康介著を拝読し、従来の勉強法に対する認識を大きく改められると同時に、科学的根拠に基づいた効率的な学習方法を学ぶことができました。本書は、YouTubeで380万回以上再生された人気動画を基に書籍化されたもので、多くの人が陥りがちな非効率な勉強法を指摘し、脳科学認知心理学に基づいた効果的な学習方法を具体的に解説しています。

 

 

本書で特に印象的だったのは、「アクティブリコール」の重要性です。これは、教科書やノートをただ読み返すのではなく、記憶から積極的に情報を引き出す行為を指します。具体的には、白紙に内容を書き出したり、人に説明したりすることで、記憶の定着を促進するというものです。私も以前は教科書を何度も読み返すことで満足していましたが、本書を読んでからは、章ごとに内容を要約したり、人に教えることを想定して説明する練習をしたりするようになりました。その結果、以前よりも内容を深く理解し、記憶に定着させることができていると実感しています。

また、「分散学習」の有効性も本書で強調されています。これは、同じ内容をまとめて学習するのではなく、時間を空けて繰り返し学習することで、長期記憶の形成を促すというものです。例えば、英単語を覚える際に、1日に100個まとめて覚えるのではなく、毎日20個ずつ覚え、数日後に復習することで、より効率的に記憶できるというものです。私もこの方法を実践しており、以前は一夜漬けでテスト勉強をすることが多かったのですが、最近は計画的に学習を進めることで、テスト後も内容を覚えていることが多くなりました。

さらに、「精緻的質問と自己説明」という方法も本書で紹介されています。これは、学習内容に対して「なぜそうなるのか?」と自問自答したり、自分が理解できるように説明したりすることで、理解を深めるというものです。例えば、歴史の出来事を学ぶ際に、単に年号や出来事を暗記するのではなく、「なぜその出来事が起きたのか?」「その出来事が後の歴史にどのような影響を与えたのか?」と深く掘り下げることで、多角的に物事を捉えることができるようになります。

本書では、これらの学習方法に加えて、「インターリービング」や記憶術など、様々なテクニックが紹介されており、自身の学習スタイルに合わせて取り入れることができます。また、各章の終わりにはまとめと実践のための具体的なステップが示されているため、読んだ内容をすぐに実践に移せるようになっています。

本書を通じて、従来の勉強法がいかに非効率であったかを痛感すると同時に、科学的根拠に基づいた効果的な学習方法を知ることができました。今後は本書で学んだことを実践し、より効率的に学習を進めていきたいと思います。本書は、学生だけでなく、社会人や資格取得を目指す人など、あらゆる学習者にとって有益な一冊と言えるでしょう。