ななみこのブログ

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嫌われる勇気を読んだ感想

岸見一郎氏と古賀史健氏による『嫌われる勇気』を読みました。アドラー心理学をベースにした対話形式のこの本は、私の中に大きな衝撃と変化をもたらしました。

 

 

これまで、私は周囲の目を気にしすぎて、自分の意見を言えなかったり、やりたいことを諦めたりすることが多くありました。他人にどう思われるか、ということが常に頭の片隅にあったのです。しかし、この本を読んで、私は「他人の目を気にしすぎる必要はない」ということに気づかされました。

アドラー心理学では、「人は自分の人生を決めることができる」ということが強調されています。つまり、他人のせいにして、自分の責任から逃げるのではなく、自分の人生は自分で選択し、自分で創っていくことができるということです。この考え方は、私にとって目から鱗でした。

また、この本では「課題の分離」という概念も学べました。これは、自分の課題と、他人の課題を明確に分けるということです。例えば、友達が悩んでいるとき、その友達の悩みを自分の課題として抱え込んでしまう人がいます。しかし、アドラー心理学では、友達の悩みは友達の課題であり、自分が解決できることではないと教えてくれます。この考え方を実践することで、私は他人のことで悩むことが減り、自分のことに集中できるようになりました。

「嫌われる勇気」というタイトルから、最初は少し抵抗感がありました。しかし、読んでみると、決して人を傷つけたり、攻撃したりすることを勧めている本ではありませんでした。むしろ、自分らしく生きるために、周りの目を気にせず、自分の意見を堂々と主張することの大切さを教えてくれる本でした。

この本を読んで、私は自分自身と向き合い、より自分らしく生きることを決意しました。もちろん、いきなり周りの目を気にしなくなることは難しいですが、少しずつ意識して行動することで、必ず変われると信じています。

『嫌われる勇気』は、私にとって、人生の指針となるような一冊でした。もし、あなたが自分自身に自信が持てない、周りの目を気にしすぎてしまう、という悩みを抱えているなら、この本を手にとってみてはいかがでしょうか。