ななみこの双極性障害ブログ

双極性障害の啓蒙活動をします

30歳未満の大麻検挙者数は、過去8年間で5倍に増加

 最近、ニュースなどで依存症の事件を目にする機会が多くなりました。特に、日大アメフト部の薬物事件など、若者を中心に大麻による検挙者が急増しているようです。政府広報によると、過去8年間の大麻検挙者数は増加傾向にあり、そのほとんどは30歳未満の増加とされています。30歳未満検挙者はH26で745人(全体の41.1%)であったのが、R4では3840人(全体の69.2%)と、過去8年間で約5倍に増加しました。今回は、依存症について考えてみたいと思います。

 依存症とは、特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。代表的なのは飲酒・喫煙・薬物に対する依存症で、自分の身体や仕事、日常生活などに大きな支障をきたしているのに、その習慣をやめられない病気です。
 依存症には主に2種類あり、物質への依存プロセスへの依存です。物質への依存とは、アルコールや薬物など精神に依存する物質を原因とした依存症のことで、依存性のある物質を繰り返し摂取することで生じます。プロセスへの依存では、物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめり込んでしまう症状のことをさします。ギャンブルやネット、ゲームなどがあります。この2つに共通していることは、より強い刺激をもとめて繰り返し、頭から離れられずにやめようとしてもやめられないことです。こうした生活の多くをその行動に捧げてしまうような状態をアディクション(嗜好行動:addiction)と言います。
 麻薬や覚醒剤大麻、危険度ドラッグ、アルコール、タバコなどは依存性が高く薬物中毒を引き起こします。違法薬物の摂取は薬物乱用として法律で罰せられます。大麻は、学習能力の低下や運動失調の他に、統合失調症うつ病を発症させやすくするとされています。違法薬物でなくても、鎮痛剤や睡眠剤抗不安剤などの薬物でも依存が起きる可能性はあり、また、飲料水に含まれるカフェインや糖質でも依存症になることがあります。
 違法薬物の摂取は厳禁ですが、その他の嗜好品も依存症にならない程度に留めたいものです。